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ニューダンガンロンパV3 クリア後感想+考察

01-23,2017


今回のロンパは荒れてんなあ!

V3クリアして一週間と少々が過ぎました。
私個人としては、過去作と比べても非常に面白い作品だったと思います。
面白さの影響が大きすぎた結果、長らく避けてきたデジ絵に手を出すきっかけにもなりました。

それではタイトルの通り感想や考察をまとめていきたいと思います。
もちろん多分にネタバレを含む内容となりますので、
以降は未クリアの方は読まないことを強く推奨します。

ぜひネタバレを踏まない状態でプレイしクリアして貰いたい作品ですので、よろしくお願い致します。






感想

最初に抱いた感想は、「よくぞまあ、やってくれました」という所です。

「最終的なテーマ」へプレイヤーと主人公に辿り着かせるための二転・三転もする誘導、
その手段にこれまでのダンガンロンパシリーズや“プレイヤー”を利用するメタ展開、
キャラゲーを本末からひっくり返すような、フィクション設定の作品内言及etc...
今までの6章の中でも一番ド肝を抜かせてくれました。

先ほど述べた「最終的なテーマ」も、自分は非常にしっくりと来るものでした。
ただキャラが喋っているというよりは、クリエイターサイドの想いが滲み出てきている印象も受けましたが。

ただ、私はこのようにポジティブな方向で受け取っていますが、荒れる要素も存分にあるとは思いました。

(偏見ですが)特に6章は勢いのまま一気に進める人が多いと思いますし、
5章までの間にどんどんキャラクターに感情移入していったであろうプレイヤーにとって
終盤のフィクション設定の突き付けの連発は当然不快感を強く残すでしょう。

エピローグで主人公から補完があり、考察の余地を残してくれてはいるのですが、
6章終盤のショックをそのまますっかり埋めてくれるようなものではありません。

こういった状態で書き込まれる衝動的な感想や、
裁判中でのつむぎの発言を切り取って箇条書きにして書き込まれる大まかなあらすじは、
1章の実質主人公詐欺とも言える内容と合わせて未プレイのアンチにも大きな火種となり得ます。

これはおそらく制作サイドも分かった上でやっていることと思いますので、
よくぞまあこの内容でGOサインが出た/出したものだと思いましたね。

ただ、「最終的なテーマ」に主人公達がたどり着くための過程としては
つむぎ側からのこういったアプローチは確かに効果的に働いていると思いますし、
私はこのオチはやってしかるべきものであったと解釈しています。

そんなV3でしたが、テーマ性の描写はともかくとして、
“作中で語られた内容のどこまでが真実でどこまでが嘘なのか”はやはりプレイヤーとしても気になります。

作中で「その嘘が本当かどうかは自分が何を信じるかが大事」ともありますので
出来る限り自分の中でまとめ、ある程度の結論予想を立てておきたい、との思いから考察をしていきたいと思います。





考察

※とか言いながら特にまとまらずグダグダな考察となりますが、それでも付き合ってくれる方はどうぞ

ではまず最初に、私が感じたV3の疑問点を箇条書きに並べていきたいと思います。


/つむぎが最終的に行いたかったことは?
/つむぎはフィクションの首謀者なのか
/どこまでが首謀者の想定内・外の事態なのか
/つむぎがコスプレできるものはフィクションのみなのか、逆なのか

/ダンガンロンパは53作続いているのか
/ダンガンロンパはどこまで世間的に有名なのか
/V3のコロシアイを見ている人はどういった人なのか、規模はどのくらいなのか
/視聴者コメントは真実なのか

/登場人物がこのゲームに参加した経緯は?
 /参加前の登場人物はどこまで思い出しライトによる影響を受けているのか
 /インタビュー映像の性格は正しいのか
 /プロローグ前半はどういった状態なのか
  /プロローグ前半のモノクマーズは嘘をついているのか?
  /プロローグ前半の生身風キーボ、参加しているロボキーボの違いは
  /そもそも思い出しライトで才能を植え付けられること自体がヤバイのでは

/希望ヶ峰学園での出来事はV3世界ではフィクションなのか、事実なのか
/ギフテッド制度・隕石・ゴフェル計画・伝染病・超高校級狩りは全て設定なのか
/52回目に生き残った天海の状況

/最原の研究教室にあるイラストや写真のトリックは
/赤松の双子の妹をリストに入れていた意味は
/屍者の書を実行した場合どうしていたのか
/動機ビデオはいつ撮影されたのか



--------------------------------------------

思い出しライトとかいう新世界プログラムや洗脳ビデオもびっくりの
何でもアリなアイテムが出てきてしまったせいで
このゲームにおいて本当に信じられる情報は非常に少ないです。

というわけで、まずはそこそこ信頼できる情報を基準に、枝を広げていきたいと思います。
では何が信頼できるかというと、このゲームの存在意義そのものなのではないでしょうか。

/つむぎが最終的に行いたかったことは?> に対して

【説得により、視聴者の意思に従うキーボを、首謀者の望む結末から脱却させた事実】
→【つむぎの意思とは別の視聴者が存在する】
→【つむぎは希望、または絶望エンドを迎えさせることで、コロシアイゲームを継続したい】


この順に考えていくと、このつむぎの願望は事実としても良いのではと思います。

さて、ここからある程度仮設を踏まえた考察に入ります。

まず/つむぎはフィクションの首謀者なのかについて、
今回はひとまずつむぎが“計画段階からの首謀者”という前提で今回は考えてみます。

--------------------------------------------

/ダンガンロンパは本当に53作続いているのか
/ダンガンロンパはどこまで世間的に有名なのか
/V3のコロシアイを見ている人はどういった人なのか、規模はどのくらいなのか
/視聴者コメントは真実なのか


視聴者コメントについて、
・全て首謀者が偽装して自作自演している
・全てではなく、一部に紛れ込ませている
・発言にフィルターをかけている
といった可能性は勿論考えられます。
ですが、「首謀者の望まない結末があり、それが実現した」ということは

(視聴者コメントより)
「いつもは怒涛の希望じゃん」
「いつもと違わない?」
「これには黒幕もびっくり」
「ダンガンロンパ終わっちゃう?」
「まさかの展開だよ」
「もう運営ダメだな」
「展開がメタすぎるんだよ!」


こういったコメントを主催側が用意する必要性はありません。
このことから、以下のように推測できます。

【外の世界にいる視聴者からのコメントは信頼性のある情報】

※フィルターや自作自演を行う場合でも、実際の視聴者の知り得る事実と矛盾が発生した場合
それに対するツッコミが起きるのは必然で、そういったものが無いため直接的な反応だと考えられます。
これを基にコメントから情報を集めると、以下の事実が浮かんできます。

(視聴者コメントより)
「ダンガンロンパ53」
「今回は視聴者参加型」
「おしおき見たくて金払ってんだぞ!」


【ダンガンロンパは53作目】
【少なくとも前回は視聴者参加型ではない】
【金を払うことで視聴が出来る】


どういった人が見ているか、規模は、有名度は、といったものは
判断材料が少ないため、ひとまず保留とします。

--------------------------------------------

続いて、登場人物たちの出自について考えていきたいと思います。

/登場人物がこのゲームに参加した経緯は?
/参加前の登場人物はどこまで思い出しライトによる影響を受けているのか
/インタビュー映像の性格は正しいのか


例として赤松で表記すると、作中から存在が想像出来る彼らの姿は5種類あると思います。

①作中で全く語られることのない、通常の生活を送っていたであろう「リアル」の赤松
②オーディション映像として残された、コロシアイに参加したいと熱望していた一般人の赤松
③6章で回想のように語られていた、コロシアイへの参加が決定し喜ぶ赤松
④プロローグ前半において、誘拐された記憶を持ちモノクマ等への思い当たりがある一般人の赤松
⑤プロローグ後半から始まる、コロシアイ学園生活に参加する「超高校級」の赤松



エピローグにおいて、最原は首謀者が見せてきたオーディション映像についてこのような疑念を抱いています。

(最原)
「でも、もし彼女の言葉が本当だったとすると、“あれ”も彼女の嘘ってことで納得できるんだ…」
「白銀さんが教えてくれた…僕らがこの学園に来た直後の様子だよ。」
「僕は…どうしても信じられないんだ。僕らが自分からこのコロシアイに参加したなんてさ。」
「いくらコロシアイに熱狂する世界にいたからって、自分から喜んでこんな事に参加したとは思えない。


私もプレイしている最中これについて、②③で見せられた
彼らの姿に矛盾があることから、違和感をずっと感じていました。

では明らかに彼らの性格や知識が異なるため、

《どちらか(またはどちらにも)思い出しライトによる植え付けが入っている》
《インタビュー映像の台詞はボイスチェンジャーにより吹き替え捏造》


といった偽装工作が取られているものと考えられます。


では、/なぜこういった偽装工作が行われたのか

つむぎが行いたかったのは「視聴者の希望に答え希望エンドを迎えコロシアイを続けること」。
これに至るために、登場人物たちを絶望させ、そこをキーボに立ち直らせて前へ進ませる、
といったシナリオが最終的な目標のはずです。

その為に今回は“参加者自身の存在がフィクション”という要素を使用したわけです。
《話の事実感を高め、絶望感を強くするために、インタビュー映像の偽装が行われた》
のはおかしい話ではありません。


次にの回想のような何かですが、これも相当怪しいものです。

まずプレイヤーによる回想とするならば、あのシーンはプロローグ前半には存在しません。
キャラクターにおいても、あのシーンは6章裁判時に記憶にあるものではありません。
かといって、インタビュー映像と違い、映像として残されていたわけでもありません。
これらから、《つむぎがあたかも回想のように語っただけの話》としか考えられない訳です。
プレイヤーが見たやキャラが見た以上に、信頼性の低い話のため、
一先ずこのシーンは虚偽の物であると仮定しておきます。


次ににおける登場人物についてです。

//プロローグ前半における登場人物のダンガンロンパの認識は?

プロローグ前半では“モノクマ”というワードに対して多くのキャラが反応している他、
天海はこのようなことを言っています。

(天海)
「俺の“想定通りの事態”だったみたいっす。」
「けど、誰の仕業なんすか?」
「どうして、こんなふざけた真似事を――」


以降、最初にモノクマーズたちがこの記憶の消去を確認しているため、
この中途半端なコロシアイ・モノクマへの知識はもしかすると本来持っていたものという可能性があります。
あえて首謀者サイドが中途半端な記憶を植え付ける必要性というのも感じられません。

ただ、一番状況を把握してそうなリセット後の天海ですら
「チームダンガンロンパ制作によるダンガンロンパ」とまでは浮かんでいそうにない台詞を発しています。、
もしくは、それを知っていても自分たちが参加するはずがない、との認識がせいぜいでしょう。

52からの参加ということになる天海がわざわざこの状態になっていたり、首謀者のつむぎがこの場にいることから、
本来はゲームを始めるための参加者全員へ対象とした思い出しライトの照射があり
それが設定ミスで半端な状態になっていたということが推測されます。
着替えすらもしていない状態で一度解放しているので、色々とモノクマーズが杜撰なのでは?と疑ってしまいますね。


///プロローグ前半のモノクマーズは嘘をついているのか?

続いて、プロローグ前半でモノクマーズが言っていた台詞をある程度抜粋しました。

「“最初の記憶”がまだだったんだ!」
「せっかくの才能を忘れて、モブキャラ高校生になってもうたなんてな。」
「設定では…“超高校級狩り”のせいなんだよ。」
「キサマラは“超高校級狩り”のせいで記憶を失って、まったくの別人になっちゃったんだ。」
「ま、今のキサマラに話してもしゃーない話やったな。」
「とりあえずキサマラには“本当の自分”を思い出して貰わないとね。」
「記憶を取り戻して“封印されし才能”をその手に掴むのよ。」



ここでの『“超高校級狩り”のせいで記憶が無くなり別人になったという設定』は
一体どういうことなのでしょうか。

コロシアイ開始後にに登場する“超高校級狩り”は
ゴフェル計画からの死の捏造やコールドスリープへの原因となってはいますが、
『別人になった』ということは語られていません。

また、才能を忘れるといった表現や、“本当の自分”“封印されし才能”といった表現は、
これから植え付ける才能の表現としてイマイチピンとこないものがあります。

かといって嘘なのかと思うと、この場面でモノクマーズが嘘をつく必要も考えられません。


/そもそも思い出しライトで才能を植え付けられること自体がヤバイのでは

これも相当疑問に思っていることです。
以下が思い出しライトに関する台詞の抜粋です。

「記憶を植え付ける道具」(モノクマ)
「デジャビュを植え付けて脳に勘違いさせる」(モノクマ)
「お前達の“超高校級”の才能もただのフィクションという事だ…」
「最初からある程度の適性はあったけど、プラシーボ効果みたいなものなんだよ。
 自己暗示だね…ほら、やればなんとかなるってヤツだよ。」


これが本当だとすると、非常に説得力が弱すぎます。
デジャビュやプラシーボで、適正があるという程度の一般人に作中で描かれた才能が生まれるのでしょうか。

そもそも記憶の書き換えの時点でアニメ3で描かれた絶望/自殺アニメ以上に危ない上に、
入間の発明やアンジーの芸術などの、専門的な技術を誰でも一瞬にして体得できます。
もしこれが可能なら、ぶっちゃけコロシアイゲームに使っている場合ではないレベルのシロモノです。

こんなアイテムが存在し、しかもそれを使ったゲームが放送されている世界…
そんなものが存在するのか、外の世界まで自作自演なのでは?と思いたい所ですが、
上で視聴者は存在すると仮定してしまっているため、今回は前提を覆すわけにはいきません。

そんな訳で思い出しライトは《記憶の植え付けとそれに伴う性格の誘導》が可能であり
チームDRによるコロシアイゲームは《かなりアングラなコンテンツ》と考えるのがギリギリの妥協ラインと考えます。


…それでは、なぜ一度才能の記憶が消されているのでしょうか?
オーディションビデオを撮るためとも考えられますが、いまいちしっくりくる答えではありません。

長々と書いてしまいましたが、これらの考察を矛盾なく組み合わせようとすると、こんな感じの出自にまとまります。




1~3の希望ヶ峰学園シリーズが「ゲームとして存在」、または「時間が経ち、伝記として描かれた」世界。
チームダンガンロンパによるリアルフィクションダンガンロンパは
1~3の続編として作られている非常にアングラなコンテンツ。
原作をリスペクトし、特定の才能を持った高校生(①)を拉致しメンバーを集めて行われる
オチの誘導の為にオーディションテープ用の"性格"や"記憶"を植え付け撮影する(②)
DRの存在という"記憶"、それへの参加を望む"性格"を上書きするため、
保有している才能に一致する程度の設定で植え付け直し、コロシアイ開始とする予定だったが、
才能や世界観に関する"記憶"の設定をミスし、"記憶"のみ改変前の物に戻される(④)
再度思い出しライトを当てることで、本来の設定を植え付けコロシアイ開始!(⑤)







いやあきつい

しかもこの結論に結びつけるに当たり、以下はこのように強引に解釈せざるを得ませんでした。

時点の人間顔のようなキーボはロボフェイスへの塗装等による誤魔化し
「“思い出しライト”の記憶は元に戻せないんだよ?」というつむぎの発言は嘘(で記憶が戻っていると仮定するため)
「自分で見世物になったんだろw」という視聴者コメントは悪ノリによるもの



考察を始める時はもう少し綺麗にまとまるかな と思っていたんですが
いざ文字に起こしてみると、どうにも矛盾する部分が出てきてしまいますね。
「首謀者つむぎもフィクション説」など、根底から考え直した方がまとまりやすいかも…。

これら残りの疑問点も含めて、もうちょっと煮詰め直してから追加の考察を書きたいと思います…。
(171127追記)以降絵ばかり描いてて書けませんでした。残念。

というわけで前述の通りそれほどまとまらない考察となってしまいましたが、
もし最後まで読んで頂けた方がいましたらありがとうございます。
1人で考えてるとこんがらがってくるので、それは違うよ!とかそれに賛成だ!を頂けるととても嬉しいです。
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2017/02/07(火) 20:36:40 || # [EDIT]

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